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2026.07.22

◆大雨・冠水時に輸入車で注意したい5つのポイント◆

近年、ゲリラ豪雨や台風などによる大雨で、道路が冠水するケースが増えています。

輸入車は高性能な電子制御システムを数多く搭載しているため、一度冠水してしまうとエンジンだけでなく電装系にも大きなダメージを受ける可能性があります。

万が一、愛車が冠水してしまった場合は、慌てずに正しい対応をすることが大切です。

① エンジンは絶対にかけない

冠水した車で最も注意しなければならないのが、エンジンを始動しないことです。

エンジン内部に水が入り込んだ状態でエンジンをかけると、「ウォーターハンマー現象」と呼ばれる深刻な故障が起こることがあります。

この状態になると、エンジン内部の部品が破損し、高額な修理やエンジン交換が必要になるケースも少なくありません。

「少しだけなら大丈夫」と思ってエンジンをかけることは避けましょう。

② 無理に走行しない

エンジンがかかったとしても、自走はおすすめできません。

冠水した道路では、エンジンやトランスミッション、ブレーキ、足回りなどに水や泥が入り込んでいる可能性があります。

そのまま走行すると故障が悪化したり、安全な走行ができなくなったりする恐れがあります。

安全のためにも、レッカーサービスを利用して専門店まで搬送することをおすすめします。

③ 電装系は後から不具合が出ることも

輸入車は、多くの電子制御システムによって快適性や安全性を実現しています。

そのため、冠水すると次のような症状が現れることがあります。

・エンジン警告灯の点灯
・パワーウインドウやドアロックの不具合
・ナビやオーディオの故障
・センサー類の異常
・エアコンやエアバッグシステムの不具合

冠水直後は問題がなくても、数日後から症状が現れるケースもあるため注意が必要です。

④ 室内まで浸水した場合は早めの点検を

フロアやシートまで水が入ってしまった場合は、見た目以上にダメージを受けている可能性があります。

カビや悪臭の原因になるだけでなく、床下に設置されている配線や電子ユニットが故障することもあります。

早めに車内の乾燥や点検を行うことで、被害を最小限に抑えられる可能性があります。

⑤ 必ず専門店で点検を受けましょう

「普通に走れるから大丈夫」と自己判断するのは危険です。

輸入車はメーカーや車種ごとに構造や電子制御システムが異なるため、冠水後は専門知識のある整備工場で点検を受けることをおすすめします。

目に見えない場所に水分が残っていることもあり、早期に点検することで大きな故障を防げる場合があります。

★冠水してしまった輸入車は、「エンジンをかけない」「無理に走らせない」「専門店で点検を受ける」ことが何より大切です。

大雨や台風の季節は、無理に冠水した道路へ進入せず、安全な場所へ避難することが愛車を守る一番の対策です。